一条工務店は、平屋を初めとする様々な商品を扱っており、その外観には多くの特徴があります。
ただ、平屋を建てるとなると、どんな間取りが実現できるのか、価格はどのくらいになるのか気になりますよね。
また、実際にどんな家を建てたのか、実例も気になるところです。
そこで今回は、
- 一条工務店の平屋の特徴
- 【一条工務店】平屋の外観・デザイン
- 【一条工務店】平屋を建てる際の間取りのポイント
- 一条工務店で平屋を建てる坪単価・価格
- 一条工務店の平屋の実例
など、一条工務店の平屋について、詳しく紹介します!
もくじ
一条工務店の平屋の特徴は?
一条工務店は、特に「平屋の建築に特化」しており、様々な特徴があります。
元々モデルハウスを標準仕様としているので、様々な家づくりに応じて、豊かな住まいを建てることができるでしょう。
しかも、他のハウスメーカーを凌駕するような特徴もあるため、十分選択肢の一つに入るのではないでしょうか。
それでは、一条工務店の平屋の特徴についてご説明しましょう。
全体的に機能性が高い商品が多い
一条工務店の平屋の商品ラインナップは、基本的に機能性を重要視して、建築されているのが大きな特徴です。
外観云々よりも、とにかく住宅の機能性を重視したい人にとっては、これほどまでにないメリットになるでしょう。
デザイン性にもこだわっている
一条工務店の平屋は、機能性だけでなく、デザイン性にもこだわっている特徴もあります。
特に
など、機能性とデザイン性にこだわった商品が、多数提供されています。
とことん省エネにこだわった商品もある
一条工務店の平屋の商品の中には、「アイキューブ」と呼ばれる、省エネ性能にこだわった住宅があります。
これは、住宅業界の中でも、トップクラスの省エネ性能を誇っているので、節約志向の人が家を建てる際に、選択肢の一つになるでしょう。
一条工務店で平屋を建てる!外観・デザインはどう?
一条工務店で平屋を建てる際に、「外観のデザイン」にこだわりたい人もいるのではないでしょうか?
一条工務店の平屋は、基本的に「ハイドロテクトタイル」と呼ばれる外壁を使っており、選べる5色によって、デザイン性の向上を図っています。
デザイン性はもちろん、機能性にも優れているのでおすすめです。
一条工務店で平屋を建てる!間取りのポイント
一条工務店の平屋を建てる場合、階数がある建物と勝手が違うので、どんな間取りにしていいか、分からないこともあるでしょう。
平屋を建てる際の、間取りのポイントが分かれば、建ててから後悔することもなくなりますよ。
それでは、一条工務店の平屋を建てる際の、間取りのポイントについて説明します!
風通しや採光を考えた間取りにする
平屋は基本的に建物の高さが低いので、周辺に背の高い建物が建っていると、風通しや採光の妨げになってしまいます。
そこで間取りのポイントとして、建物の向きはもちろん、窓の数を多く設置したり、天窓を設置する、といった対策が必要になります。
廊下のスペースを極力なくす
階数がある建物よりマシとはいえ、広い家だと掃除も大変です。そこで、平屋の間取りのポイントとして、廊下のスペースを極力なくすのがおすすめです。
廊下のスペースをなくすことで、その他のスペースを確保できるので、掃除などがやりやすくなるでしょう。
プライバシーを確保した間取りにする
平屋は他の住宅と比べて、プライバシーが守られにくいので、プライバシーが守られるように、間取りを工夫するのがポイントです。
トイレやお風呂をなるべく中心に設置したり、寝室とリビングを遠ざけて、睡眠の妨げにならないようにするなど、できることは多くあります。
一条工務店で平屋を建てる坪単価・価格は?
一条工務店の平屋を建てる場合、坪単価は60万円です。
2階建ての坪単価はおよそ59万円なので、平屋の方が価格が高くなります。
40坪の平屋を建てる場合だと、価格相場は、およそ2400万円になります。
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他のハウスメーカーの平屋と比べると?
他のハウスメーカーの平屋と比べた場合、一条工務店の平屋の価格帯は、良心的だと言えるでしょう。
他のハウスメーカーだと、70~90万円程することも多いので、平屋を安く建てたい方は、一条工務店の平屋がおすすめです。
一条工務店の平屋の実例
ここで、実際に平屋を建てた方の、2つの実例をご紹介しましょう。
それぞれこだわりのある住まいを建てており、随所にこだわりが感じられる住まいとなっています。
実際に平屋を建てる際は、以下の実例を参考にしてみてはいかがでしょうか?
バリ島のリゾートホテルのような平屋
出典:一条工務店
最初にご紹介するのは、「バリ島のリゾートホテル」のような外観が魅力の平屋です。
特に工夫されているのは、開放感を追求した間取りになっていることです。
さらに寝室からはウッドデッキが繋がっており、寝室から朝昼夜の風景を楽しむことができるのが、おすすめポイントです。
夫婦が仲良く暮らせる平屋
出典:一条工務店
次にご紹介するのは、お互いの生活が楽になること、そしてお互いの趣味を楽しめること、をテーマにした平屋です。
ご主人の趣味は車とバイクで、奥様の趣味は海外旅行。そこで、家の西側にガレージを併設し、夫婦の距離感を近づける間取りの工夫をしています。
キッチン横に書斎を設けて、自由にガレージを行き来できるようにしました。
一条工務店の平屋はどんな人におすすめ?
建築費用を抑えたい人
2階建てや3階建てなどの家を建てる場合、施工面積が広くなるので、建築費用もその分高くなってしまいます。
しかし、平屋の場合は、全てが1階に集中するので、施工面積が小さくなり、結果的に建築費用を安く抑えることができます。
これは2階建てなどと同じ部屋数であっても、建築費用を抑えられるので、少しでも建築費用を抑えたい方は、おすすめです。
1階で全ての生活を行いたい人
平屋のメリットは、1階だけで全ての生活が完了することです。
階数がある場合だと、毎回階段で上り下りをしなければなりませんが、平屋の場合は、どこで何をするにしても、1階だけで事を済ませることができます。
このことから、コンパクトな生活をしたい人におすすめできるでしょう。
効率よく太陽光発電を行いたい人
平屋全体に言えることですが、部屋数や床面積を大きくすると、自然に屋根のサイズも大きくなります。
つまり、太陽光発電を行うために必要な、ソーラーパネルの積載量が増えることになります。
積載量が増えることによって、太陽光発電の効率が良くなり、より光熱費を浮かせることができるのです。光熱費を抑えたい人は、平屋がおすすめですね。
太陽光発電による売電収益を大きくしたい人
上述したように、平屋は自然と屋根のサイズが大きくなるので、ソーラーパネルの積載量が増えます。
つまり、効率よく発電することで電気が余ると、その分を売ることで収益を増やすことができます。
特に一条工務店では、ソーラーパネルが屋根と一体になっているので、屋根のスペースを余すことなく、利用できるメリットがあります。効率よく売電収益を得たい人に、おすすめですね。
老後も安心して住みたい人
平屋の大きなメリットといえば、老後も安心して暮らせることです。
平屋は1階しかないので、足腰が弱ってくる老後でも、階段の上り下りをしなくてもいいので、とても住みやすい家になります。
二世帯住宅として生活するのはもちろん、将来安心して暮らしたい方におすすめです。
地震に強い家に住みたい人
地震が起きた時に、揺れやすい2階建てや3階建ての家などと比べて、平屋は住宅自体の重量が軽く、面積も広いので、地震が来ても揺れにくいというメリットがあります。
一条工務店の平屋は、元々耐震性が高いので、地震に強い家に住みたい方におすすめです。
メンテナンスに手間や費用をかけたくない人
平屋は1階部分しかないので、メンテナンスが簡単にできるメリットがあります。
2階や3階があると、足場を組む必要がありますし、メンテナンス費用もかかります。
また、一条工務店の平屋では、「ハイドロテクトタイル」というセルフクリーニングができる外壁があるので、メンテナンス費用を抑えることができます。
メンテナンス費用を抑えたい人に、おすすめですよ。
一条工務店で平屋を建てるデメリット・注意点
一条工務店の平屋には、様々なメリットがありますが、デメリットもあります。これはとても無視できないことなので、平屋を建てる前に必ず確認しておきたいところです。
それでは、一条工務店の平屋を建てる際の、デメリットや注意点について説明します!
階数がある建物よりも、坪単価が高くなる
一条工務店の平屋の坪単価は、階数がある建物と比べると、坪単価が1万円ほど高くなるデメリットがあります。
平屋は基本的に屋根のサイズが大きく、基礎工事の面積も広いので、作業工程に手間がかかることから、坪単価を若干高く設定しています。
平屋のメリットを考えると、納得できるかもしれませんが、坪単価が高いことを知った上で、他の商品と比較する必要があるでしょう。
十分に広い土地が必要
第一に注意しておきたいのは、自分が住みたい家を平屋で実現させるには、十分な広さの土地が必要になることです。
階数がある建物とは違い、平屋は横に増やすしかないので、十分な広さや部屋数などを確保しようとすると、その分の土地を確保しなければなりません。
広い土地を確保するのが難しい日本で、平屋を建てる場合は、多少なりとも妥協が必要になるでしょう。
プライベートな空間を確保しにくい
全ての部屋が1階にある以上、誰かと顔を合わせる頻度が、自然と増えるのが、平屋の特徴です。
2階などがないと、プライベートな空間を確保するのが、難しくなります。
したがって、平屋を建てる際は、どうすればプライデートな空間を確保できるか、しっかり考える必要があるでしょう。
日が当たらない場所ができてしまう
平屋は横に大きく面積を取る以上、日当たりの問題から、どうしても日が当たらない場所ができてしまうデメリットがあります。
特に家の中心部は日が当たりにくいので、一条工務店で平屋を建てる場合は、日当たりについても、同時に考えることが大切です。
まとめ
一条工務店の平屋には、様々なメリットがあるので、多くの人におすすめできる住宅です。
老後の生活にも向いていますし、何より1階だけで生活ができることから、掃除も簡単で、メンテナンス費用も抑えられます。
2階建てと比べると、若干費用がかかってしまうデメリットもありますが、家を建てる前によく考えて間取りを決めれば、最高の住まいになるのではないでしょうか?